2022年10月11日にローソンで発売された「ウチカフェ×興伸 大学いも風ロール」。製造はコスモフーズ株式会社。生地の紫、クリームの白、さつまいもペーストの黄、蜜ソースの橙、ゴマの黒と様々な色合いのあるロールケーキで見ていても楽しい見た目をしています。生地はふんわり、ペーストはねっとりとしています。

おいもやさん興伸とは…
明治9年(1876年)創業の甘藷(サツマイモ)問屋『川小商店』が、昭和59年(1984年)にサツマイモ菓子専門店『浅草おいもやさん興伸』を開店。
甘藷及びサツマイモ加工品の卸売、馬鈴薯及びジャガイモ加工品の卸売 サツマイモ菓子の製造･小売りをされている会社さんのようです。

詳細は「株式会社川小商店」のホームページをご覧ください

ウチカフェ×興伸 大学いも風ロールの見た目

秋にぴったりなお芋をイメージした色使いのパッケージで、ローソンとおいもやさん興伸との初コラボ商品。

パッケージに印刷されているロールケーキの色合いが紫というよりややピンクよりの色合い。ちょっと印刷が粗いのか解像度が低いのかわかりませんが少しザラザラとした見た目をしています。

ウチカフェ×興伸 大学いも風ロールのファーストインプレッション

パッケージの袋を開けると一番最初に感じたのは紫芋風のロールケーキの生地の香りと中に重なったゴマのような香り。

生地の紫、クリームの白、さつまいもペーストの黄、蜜ソースの橙、ゴマの黒と様々な色合いのあるロールケーキで、見ていても楽しく食べる前から様々な味に変化していきそう、と思わせる見た目をしています。

ウチカフェ×興伸 大学いも風ロールの味についての感想

ふんわりとした紫芋風の生地をデザートスプーンでそっと切り落とし口に運ぶと、ぷちぷちとしたゴマの食感や香ばしさに加え、生地の柔らかさが口の中に広がっていきます。
さらに柔らかい生地は口の中の水分を吸い取ると同時にさらさらと溶けていきほんのりと甘い味わいと香りを残して消え、後味には若干ゴマも感じますがふんわりとした甘い風味が口の中に残ります。

底部にある真っ白なホイップクリームはほんのりねっとりとしていてミルクキャンディを思わせるような甘さとミルキー感。

中央の紅はるかを使ったさつまいもペースト部分はねっとりなめらかで、生地と接着していた部分はお芋の皮のような色合いになっています。
味わいは濃厚、ほんのり弾力のあるペーストで、柔らかくも口溶けがとても良いプリンのような食感。

クリームにめり込んでいる三温糖の蜜ソースはとても粘度が高くねっとりとしていて甘みが強いのですが食べはじめる場所によってはこの蜜ソースに当たらないことも…。
蜜ソースに関しては存在感はあるものの生地やクリームの中に埋まってしまっているためわかりにくいかもしれません。

それぞれの要素が絡み合うことで大学芋らしい味わいに変わるというコンセプトだと思うのですが、しっかりと別々に味わってしまい、ちょっと大学芋っぽさを感じきれませんでした。

ふんわりとした食感が最初から最後まで続き、口の中はお芋の味でいっぱいに広がるのでお芋が好きな方は手に取ってみても良いかもしれません。

大学芋の味わいを再現している商品だからあるべきとなっているごまの取り扱いについては賛否が分かれてしまう商品な気がします。（柔らかい中にアクセント、と考えるのか邪魔物と考えるのかでとらえ方は変わってきます）

ウチカフェ×興伸 大学いも風ロール
ローソンの商品ページを見る

1個当たりの重量（パッケージ込み）

原材料名

糖類（砂糖、水飴）、液卵（国内製造）、さつまいもペースト、乳等を主要原料とする食品、小麦粉、クリーム、カスタードクリーム、マーガリン、白こしあん、牛乳、植物油脂、食用乳化油脂、ごま、ゼラチン、還元水飴、食塩、寒天／グリシン、乳化剤、加工澱粉、着色料（クチナシ、紅麹、カラメル、紅花黄）、香料、トレハロース、膨張剤、増粘剤（加工澱粉、増粘多糖類）、酒精、メタリン酸Na、酵素、調味料（アミノ酸等）、pH調整剤、酸化防止剤（V.E）、（一部に小麦・卵・乳成分・大豆・ごま・ゼラチンを含む）

参考情報

ローソン研究所
｢おいもやさん興伸｣さんとウチカフェの初コラボ商品登場！